洗濯バサミの女

ちょいエロコラム

20代半ばの頃に付き合っていた彼女が、かなり変態だった。

彼女は、高学歴(大学院卒)で福祉系の仕事をしており、仕事ができる女性だった。

また、人の話を聞くのも得意で、すごく話しやすい人だと思っていた。

付き合って初めて、彼女の家に泊まりにいったときのこと。

一つのベッドで一緒に寝たわけだけど。

彼女から「わたし、実はエッチなんだよね…」と言われた。

彼女「電マ買ってほしい」

最初は「ああ、そうなんだ。まぁ、誰でもエッチだよね」というくらいにしか思ってなかった。

普段のプレイも至って普通。

しかし、時が経つほどに、彼女の性癖が垣間見えるようになる。

ある日のこと。

唐突に彼女から「電マがほしい」と言われた。

電マとは、バイブのことである。

ぼくは当時、オナホ以外のアダルトグッズを買ったことがなかった。

なぜならば、今から10年近く前の当時は、まだアダルトグッズを買える店などなかったからだ。

ドンキホーテくらい?

というか、自分自身アダルトグッズに興味なかったので、どこで買えるのかも知らなかったし。

今の時代だと、Amazonでポチって買えるけどね。

しかしながら、彼女から「電マ買ってほしい」と言われるとは思いもしなかったな。

てか、電マ使ってたん?っていう。

結局、ぼくが買うのが恥ずかしかったよで、電マは買わなかった。

彼女「SMプレイがしたい」

これまたある日のこと。

彼女から唐突に「SMプレイがしたい。ベルトで叩いてほしい」と言われた。

は?

SMプレイ?

ベルトで叩く?

どういうこと?

と、ぼくは若干パニックになった。

彼女曰く、元カレとSMプレイをしてたらしい。

元カレから、お尻をベルトで叩かれて、お風呂に入った時にヒリヒリ痛かったのが快感だったと。

あと、蝋燭プレイもしてたらしく。

そうは言われても、こちとらSMプレイとか知らないし、そういうAVも見たことないし…。

てか、ぼくMなんだけど?っていう。

ベルトで叩くのは自分的に無理だったので、とりあえず激しく突いたり、彼女の乳首を洗濯バサミで挟んだりした。

でも、自分自身がM気質だから、Sを演じるのは疲れて試合終了した。

…という昔のことを、最近になって思い出した。

今の自分ならば、ベルトで叩いたり、蝋燭プレイもできたのにな、と。

ただそれだけの話でした。

おわり。

タイトルとURLをコピーしました